箱根2
2日目
春にはつつじがきれいだという蓬莱園の脇を歩いて小湧園のバス停に到着。
そこから「施設めぐりバス」に乗りました。乗ったのは新型で天井がガラスでとても明るかったです。細い山道をくねくね走っていきました。
仙石原の箱根ラリック美術館に到着。
最初に美術館を見学しました。ラリックの作品は一目でラリックと分かる独特の雰囲気があります。生物がモチーフに使われているのが多いそうです。香水瓶が欲しいです。
その後「LE TRAIN(ル・トラン)」と呼ばれるオリエント急行のサロンカーの中でケーキをいただけるものにも参加しました。車両が作られたのは相当前ですが最近まで実際に使用されていたものだそうです。車内の調度品も実際に使われていたときのものだそうです。もちろん動きませんでしたが、もしこんな車両で旅行ができたら素晴らしいだろうなと思わされました。
次にバスで箱根ガラスの森美術館に行きました。
その日はあいにくに雨でした。折りたたみ傘を持って入場したのですが建物が分かれていてその度に畳んだりして不便そうでした。どうしようと迷っていると受付の人が傘を預かってくれれました。各建物の間は専用の傘があってそれを利用するような仕様になっていたのです。
訪れた時期は「愛の扉をひらく指輪展 〜リングに込められた誓い〜」と題された企画展が催されていました。リングは他のアクセサリーに比べて身につけている時間が長いことと関係しているのか、装身具的な要素ももちろんですがより精神的な要素が強いものであると実感しました。
出口で預けていた傘を受け取ったのですがきちんと畳まれていました。些細なことかもしれませんがとても気分が良かったです。
今回の箱根旅行で全体的に感じたのですが、人々が観光客の対応に非常に慣れているという印象を受けました。箱根が観光地としての長い歴史を持っているのが原因の一つかもしれません。
ガラスの森から路線バスに乗って大平台に行きました。昔はここには温泉は無かったそうですが住民の努力によって何とか源泉を引くことができたそうです。共同浴場の姫の湯に立ち寄りました。安くて清潔感のある温泉でした。地元のひとがほとんどのようでした。
帰りのロマンスカーの予約は予定が不明確だったのでしていませんでした。お風呂からあがった段階でようやく湯元着の時間が確定し、これだとVSEに乗ることが可能であったので携帯電話でロマンスカーの切符を購入しました。とても便利です。
大平台駅から登山電車で箱根湯本まで戻りました。箱根湯元駅で夕飯のお弁当とお酒を買い込んでVSEに乗りました。MSEにも乗ってみたいのですが都合の良い時間帯に走っていないので残念です。車内販売で一日限定30食の「港あじ鮨」があったのでそれも食べました。わさびを自分でおろすタイプでとてもおいしかったです。