2010/06/29

八天堂のクリームがおいしい

「八天堂」という広島のお店の「くりーむパン」を食べました。新宿駅構内の特設コーナーでうっこが買ってきました。
色々味があるようですが僕が食べたのは「とろける生クリーム」というやつです。外のパン部よりむしろカスタードと生クリームを合わせたクリームが美味しかったです。
くりーむパン

2010/06/22

月面刑務所に収監

「月面刑務所<ロックアップ2999>」というお店に行きました。池袋の東急ハンズの向かいです。
入り口から不穏でお化け屋敷のようです。暗い道をくねくね進まなければなりません。店のスペースの何割かはこの通路に割かれている気がします。受付で逮捕され手錠が掛けられました。各テーブルは個室になっていて鉄格子の扉があります。メニューも非常に凝っています。でも味は普通です。しばらくすると暗くなって怖い格好の人が襲って来たりします。
行くメンバーを間違えなかればかなり楽しめると思います。
ロックアップ2999
ロックアップ2999

2010/06/20

台湾映画「海角七号」を見る

国立近代美術館工芸館を訪れす際に九段下で降りた場合、いつもは田安門を通り武道館を経由するのですが、今回は別ルートで行ってみました。
九段会館の前を通りました。昔は軍人会館と呼ばれていた建物で、現在国の所有なのですが日本遺族会に無償で貸し出されているそうです。でも今は屋上のビアガーデンにバニーガールがいるらしいです。

北の丸公園の東側にある「清水門」から公園に入って見ました。皇居周辺の整備された環境の中にあって珍しく荒涼とした雰囲気があり、味があります。
清水門
清水門の内側の雁木坂(がんぎざか)
雁木坂


国立近代美術館工芸館では「所蔵作品展 アール・デコ時代の工芸とデザイン」という展覧会が開かれていました。幾何学的でシンプルなのに格好良く見えるのは素晴らしいと思います。
「人間国宝・巨匠コーナー」にあった帖佐美行(ちょうさよしゆき)さんの公慶(捧げ物のための器)という金工作品が面白い形をしていました。足が4つあるのですがそれぞれが人の足のような形をしています。取っ手のような変な形の突起も付いて、まるでヨツコブツノゼミの様です。
ヨツコブツノゼミ(「へんないきもの」より)
ヨツコブツノゼミ


ここからの最寄りの駅は東西線の竹橋だと思いますが、渋谷に行く場合は半蔵門駅まで歩くのもありなのですがちょっと疲れていたので近くの竹橋にしました。

渋谷に着いて東急本店のすぐ近くにある「VIRON(ヴィロン)」というお店でパンとサンドイッチを買いました。どちらもとても美味しいです。


来月、台湾に行く予定があるのでその準備として台湾の映画を見ることにしました。マークシティーの近くの「シネマ・アンジェリカ」という小さな映画館で放映されています。
邦題『海角七号 君想う、国境の南』、原題「海角七號(Cape No. 7)」という映画を見ました。2008年に台湾で公開されてタイタニックに次いで歴代二位の興行収入を上げたそうです。一見重そうなテーマですが、意外と軽快で楽しく見ることができました。音楽がなかなか良いです。
台湾の知人に聞いたのですが、登場人物が話している言葉自体が面白いのだそうです。台湾では公式には中国語の中でも「北京語(Mandarin)」が使われているそうで、都市部や若者の間でよく使われるそうです。一方「台湾語(Taiwanese)」という言葉も広く使われていて、こちらはより生活に密着しているのだそうです。舞台は台北ではなく台湾南部、いわゆる田舎の方ということでこの台湾語が多く登場しているのだと思います。
海角七号


この映画館ではもう一つ『台北に舞う雪』「台北飄雪(Snowfall In Taipei)」という台湾映画もやっていました。こちらも非常に興味深いです。
台北に舞う雪

台湾映画を調べてみるともう一つ『オーボワ!台北』「一頁台北(Au Revoir Taipei)」という映画がありました。残念ながらまだ日本では見ることができませんが、とっても面白そうです。現地でも日本語字幕が無いので理解ができなそうです。
オーボワ!台北

2010/06/19

荻窪の北側を少し散策

荻窪の南口を出てすぐにある「グルッペ」という自然食品を扱っているお店の2階のレストランでランチを食べました。健康的なメニューですが意外とボリュームがあります。
グルッペ
グルッペ


時間があったので今まで行ったことがない荻窪駅の北側に行ってみました。青梅街道を渡った先に「教会通り」という路地がありました。この先に教会があるのかなと思い入ってみました。
はちみつ専門店の「ラベイユ」というお店がありました。とってもおしゃれな雰囲気でした。その先に「東京社」という歴史のありそうなクリーニング屋がありました。建物がとっても味があります。
クリーニング 東京社


通りをずっと進んだ先には東京衛生病院と天沼教会がありました。セブンスデー・アドベンチスト教団が運営している施設だそうです。

2010/06/13

はやぶさ帰還を果たす

最近のマイブームだった小惑星探査機のはやぶさがいよいよ帰ってきます。
僕自身は特別宇宙好きというわけでも無いのですが科学全般には興味があるのでここしばらくはずっと気にかけていました。

数々のトラブルが発生しましたが、その度にはやぶさ自身(実際には設計者)や地球上の管制官の工夫や努力によってようやく帰還直前までこぎつけました。
ただ最後の大気圏突入もまた危険なミッションです。サンプルが入っていであろうカプセルを確実に放出し本体は大気との摩擦で消失します。放出したカプセルは燃え尽きること無く減速しパラシュートを開き、地面に激突することなくオーストラリアの砂漠に降りなければなりません。


いよいよ大気圏突入の時間となりました。和歌山大学のグループによるUstreamでの中継があるということなので繋げて見ていました。さすがにフレームレートが遅かったです。でも予定の時間になると突然画面の中央やや右側がぱっと明るくなりました。現地スタッフの歓声も聞こえてきました。少し右上に流れるような画像になり30秒ほどで消えました。ライブで見ることができて感動的でした。
明るく見えたのはいわゆる火球と呼ばれているものではやぶさ自身が燃えた光です。地球への帰還を夢見ていたはやぶさはサンプルを無事に届けるという使命を立派に遂行し、最後には地球の土を踏むこと無く直前に燃え尽きてしまいました。
はやぶさ

埼玉県立近代美術館in北浦和

田端駅の構内にあるさぬきうどんの店「麺々亭 玉屋」田端店で昼食を食べました。株式会社日本レストランエンタープライズ(NRE)という鉄道の車内販売なども行っている会社が経営しているそうです。
「めりけんや」というJR四国の傘下にある讃岐うどん屋とも提携しているそうで、麺もこしがあってとっても美味しいです。
麺々亭 玉屋

京浜東北線で行ったのですがその電車は南浦和止まりだったので後続の大宮行きに乗り換える必要があったのですが、終点の南浦和ではなくて手前の蕨で乗り換えた方がホームを移動しなくていいので便利ですというアナウンスがありました。気が利きます。

北浦和駅で下車し西口から歩いてすぐの埼玉県立近代美術館に行きました。「第60回県展 -埼玉県美術展覧会-」が開かれていました。どれも力作で作品のレベルも相当高いと思いました。
「MOMASコレクション(The Museum of Modern Art, Saitama)」という所蔵品展も開かれていました。ピカソやモネ、横山大観などの作品も展示されていました。昨今の地方の公立美術館はなかなか面白いです。
この日はギャラリートークでパブロ・ピカソ《静物》についての詳しい解説が行われました。つい最近あるピカソの作品がオークションで100億円の値段がついたそうですが、今回の作品も同時期のもので美術館は4.2億円で購入したそうです。お買い得だったとは言っていましたがやはり高いです。紫のテーブルと緑の背景が印象的な静物画で、ドイツ占領下のパリで描かれた作品だそうです。燭台に灯った光から戦時下での希望を表しているのではという解釈があるそうです。しかし、説明をしていただいた学芸員の平野到さんはそれだけではなく当時ライバルであったアンリ・マティスの影響を見ることができ、さらには過去の女性あるいはピカソ自身の人生も反映しているのではとも言っていました。

美術館に併設しているレストラン「ペペロネ美術館」で休憩。ランチセットを食べているお客さんもいましたがとてもおいしそうでした。帰りに自家製玉葱パンを買いました。外側がさくさく、中はふわふわでとても美味しかったです。

美術館がある北浦和公園には「音楽噴水」というのがあって丁度音楽に合わせた噴水が始まりました。なかなか楽しいです。この北浦和公園は旧制浦和高校の跡地だそうで、門が残されていました。


北浦和駅にもどり時間があったので東口側も散策してみました。
東口を出て少し南へ進んだところに「Hop」という古びた商業ビルがありました。以前はオリンピックやマルエツがテナントに入っていたそうですが、今は少し特殊です。「Hop100彩」という屋内型フリーマーケットが入っていました。雑多としていてまさにフリーマーケットでした。5階にはイタリアンレストラン「tonno」というのがありました。意外にも評判は良いようです。ホームページには「古びたビルの5階ですが、雰囲気よりも味と安さで勝負!」なんていう記述がありました。

新宿へ戻る途中、池袋駅で253系の成田エクスプレスを見かけました。6月いっぱいで引退だそうです。結局15年以上前の導入当初に1度利用しただけでした。特急なのにボックスシートでリクライニングしなかったり、荷物棚に蓋があったりであまり良い印象を持ちませんでした。航空機よりはスペースに余裕がある鉄道ならではの設計の方が良かったと思います。後に改良されたそうですが結局いつもスカイライナーでした。全車廃車されると聞いていましたが、3両編成2本が長野電鉄に譲渡されることになったそうです。小田急から移籍したHiSEと色も似ているし良い移転先が見つかったことは喜ばしいです。
ちなみに後継の259系もあまり好きではありません。新しいスカイライナーの方が期待大です。
253系

新宿で買い物をして新宿3丁目方面へ行ことしたのですが、甲州街道の直下に新しく地下道が出来ていたので通ってみました。なにも無くてつまらない道ですが荒天時には利用価値がありそうです。
新宿駅南口前に風が強い人がいました。この人はぴくりとも動いていないのに衣服が風で翻っています。
風が強い

2010/06/11

TIKI TIKIでダンス

同僚と新宿三丁目の「ハワイアンダイニング ティキティキ 新宿店」に行きました。ハワイアンダンスやポリネシアのダンスのショーがあります。なかなか楽しかったです。トロピカルカクテルの色がきれいです。料理はあまりたいしたことはありません。
TIKI TIKI
トロピカルカクテル

「TIKI TIKI」といえばこのCMが頭に残ってます。

2010/06/06

西荻窪の骨董屋・雑貨屋めぐり

以前から興味があった西荻窪に初めて行ってみました。
線路の南側を東へ進んだところにある「MEAT & DELI CAFE KIKU」でランチを食べました。3種類のお惣菜を選ぶことが出来ます。いろいろ選べて楽しいです。
MEAT & DELI CAFE KIKU


そこから少し南へ入って「西荻窪駅東」という交差点にある「Gallery MADO」という場所で「triangle~くらしを彩るhandmadeと雑貨展 vol.3~」という期間限定のショップが開かれていました。古そうですが素敵な建物です。そこで買ったパンがおいしかったです。「ベーカリーグットモーニング」というお店のパンだっだようです。

「カントリーキルトマーケット」という生地屋さんを見ました。その2階にあった「Petit Bonheur(プチ・ボヌール)」というお店で売られていた「なないろ石けん」を買いました。コールドプロセスという時間がかかる方法で作られているそうでなかなか使い心地が良いです。やさしい香りもいいです。


西荻窪駅の方へ戻る途中に気になる起伏がありました。あとで調べましたが善福寺川の支流の松庵川の跡だそうです。都内の至る所に川の跡があります。



「アイスクリーム工房 ぼぼり」でしぼりたて牛乳アイスを食べました。かなり甘さ控えめで牛乳の味がしてとっても美味しかったです。

「GALLERY BOWKNOT」というお店でアンティークジュエリーなどを見ました。上品な店主さんでした。丁度西荻窪の骨董屋や雑貨屋が共同で「西荻茶散歩(チャサンポー)」という企画が催されている最中で、冷たい紅茶を出していただきました。この日は暑かったのでちょうど良かったです。

いろいろなお店を眺めつつ、西荻窪駅の北側へ進みました。
ぶらぶらと歩いていると「えんツコ堂 製パン」という小さなパン屋がありました。とても美味しかったです。

裏通りの住宅街の中に「ニヒル牛2」というあやしい雑貨屋がありその中のギャラリースペースで「tamaxとゆかいなうご☆メキ展」というパラパラ漫画の展覧会がありました。「フリップスライダー」と呼ぶ独自のシステムでより簡単にパラパラ漫画を見ることができるそうです。このギャラリーはアパートでもあるようで「明和荘」という表札も付いてました。昭和のかおりがします。
明和荘


バス通りに出たところに「ソーセージハウス もぐもぐ」というお店がありました。小さいですが大人気でした。試食も沢山あってどれも美味しかったです。


まだ明るかったので、隣りの荻窪駅まで歩いてみることにしました。実際歩いてみるとかなりの距離がありました。あまりお勧めできません。線路沿いを東へ向かい、途中で善福寺川を渡りました。環八の手前には荻窪の名前の由来となった慈雲山荻寺光明院がありました。


荻窪の北口には「荻窪タウンセブン」という大きな商業ビルがありました。6階の特設会場で「ふれあいの街荻窪 写真展」という写真展が開催されていました。このタウンセブンが出来る前はこの場所は「新興マーケット」という吉祥寺のハモニカ横町のような商店街があったそうです。区画整備でこのビルが建ったのですが、その商店街の多くのお店はこのタウンセブンのテナントとして今でも営業しています。
地下にある「魚耕」という魚屋も新興マーケットの時代からあるお店で現在では都内にいくつも店舗を構える大きな魚屋になっています。
タウンセブンには食料品売り場以外にもなかなか味のある店が多いです。屋上にはちいさな遊園地がありとても楽しそうです。
このタウンセブンは2010年7月31日から一時閉店して改装を行い、秋には再オープンする予定だそうです。
タウンセブン

荻窪駅で201系を見かけました。今年の夏で終わりだそうです。コスト的には難しいでしょうが帯ではなく全部塗装してある方が好みです。
201系

2010/06/04

「くらしと測量・地図」展に大興奮

所用でお茶の水へ。
聖橋から神田川を眺めていると、遊覧船のような船が2隻登っていきました。乗ってみたいです。
神田川

6月3日は「測量の日」らしく、新宿駅西口地下広場で「くらしと測量・地図」展というのが開催されていました。
戦災直後の東京の地図や河川の地図などとても興味ある分野だったので非常に楽しめました。
「くらしと測量・地図」展

たまたま先程眺めた「神田川流域立体マップ」がありました。とても欲しいです。
神田川

石神井川は今は王子駅の辺りを東へ進み隅田川に接続していますが、以前は王子付近から南下し谷田川(藍染川)に繋がっていたそうです。何故流れが変わったに関しては諸説あるそうです。この話は以前訪れた飛鳥山博物館の説明にもありました。
他にも世田谷区の等々力渓谷の辺り、谷沢川、九品仏川に関しても河川争奪もしくは人為的な開削などによる流路の変更があったそうです。これに関してはこのページが詳しいです。

水害の予想範囲を示したハザードマップもありました。自分が住んでいる練馬区のもありました。非常に興味深いです。


他にも「時空ナビ」といった興味深いシステムの体験もありました。下に沢山のICタグを仕込んだ巨大な昔の地図の上を歩いて、杖のようなセンサーで場所を指定すると手に持った小型のコンピュータ(工人舎のタブレットでした)やiPhone上に対応する場所の現在の地図が表示されるものでした。原理的にはgooのサイト上にある古地図と現代の地図を入れ替えて表示できるシステムと似ているような気はします。しかし、地図という二次元平面は足下に広がっているのが実際と近く、その上を実際に移動しながら視覚だけではなく体性感覚を伴った入力を持つことによって、なんとなくしっくりくる感覚があります。今回は間に合わなかったそうですがiPadを利用したアプライアンスの方が良さそうです。将来的には電脳メガネでしょうか。