DNPは何の略か
目黒駅から行人坂を下る途中にある「大円寺」にまた立ち寄りました。ここは1772年に発生した明和の大火の火元になったお寺だそうで境内の石造の五百羅漢像はその追悼のために作られたそうです。また統合した明王院は浄瑠璃等の題材として有名な「八百屋お七」の恋仲である吉三が後に出家した寺としても知られているそうです。
目黒川を挟んだ雅叙園の向かいに「OGGI(オッジ)」というお店がありました。「ショコラ デ ショコラ」というお菓子で有名なお店だそうです。今回はパンを買ってみましたがとてもおいしかったです。今度はお菓子も買ってみたいです。ちなみにoggiとはイタリア語で今日という意味だそうです。
そこから山手通りを渡りしばらく歩いて目黒不動に到着しました。正式名称は瀧泉寺でサツマイモの栽培を普及させた人物として有名な青木昆陽のお墓もあるそうです。あまり時間が無かったのでじっくり見る事が出来なかったので今度近くの林試の森公園と一緒にまた訪れてみたいです。
参道沿いに「だるま」という和菓子のお店があっておいしいそうな焼きだんごがあったので買ってみました。かなりおいしいみたらし団子です。おすすめです。近くには「にしむら」といううなぎ屋があって店先でうなぎを焼いていました。高級店という感じではないですが昔ながらの川魚料理という雰囲気がします。2階で食べる事もできるようなので今度せひ行ってみたいです。
山手通りを南東に進むと目黒不動駅前におもしろいものがありました。この消火器の箱の下の部分のさびがネコのように見えませんか。
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ちなみのこのネコがいる建物は「THK」という精密機械の会社でLMガイドというスムーズな直線運動を行うための機械を作っている会社だそうです。
再び目黒川を渡り五反田方面に向かったところにある「ルーヴルDNP ミュージアムラボ」という大日本印刷が運営している施設を見学しました。現在は第6回展「1800年前、エジプトに生きた女性たちの肖像」が行われていて、エジプトのミイラの棺に取り付けられていた肖像画が展示されていました。
ここは通常の美術館とは異なっていて完全予約制です。見学者はiPodの様な携帯端末を持ち、作品の見せ方などは拡張現実に類するような先進の技術が使われていました。まだ試験段階であるような部分も見受けられましたが印刷会社のこれからの方向性を感じる事ができました。
その後シアターで「ルーヴルの馬」というルーヴル美術館が所蔵する馬に関する作品を通して人間と馬との関わりの歴史を紹介するドキュメンタリー作品を鑑賞しました。以前凸版印刷が運営している印刷博物館でも高精細画像を用いた作品を見ました。これもまた印刷業界の未来を表しているのかもしれません。
ちなみにDNPは「Dai Nippon Printing Co., Ltd.」の略で残念ながら「だいにっぽん」の略ではないようです。
その後五反田駅まで歩き、そこから地下鉄で小川町まで行きました。スキー・スノーボード屋が並ぶ靖国通りから少し入ったところにある「誠(まごころ)」という名前の韓国料理のお店に行きました。スンドゥブ熱は依然冷めません。今回は御飯ではなく「つけ麺」と称するセットにしてみました。麺は韓国料理でたまに見受けられるこしの強い麺でとてもおいしいです。内装もおしゃれでおすすめです。店員さんがやたらと威勢がよいです。空手のポスターが張ってあるので店員さんは空手をやっている人っぽいです。
神保町のベローチェで休憩。ベローチェの「抹茶ラテ」は砂糖が入っていなくておいしいです。おすすめです。