2010/08/26

夏の野沢温泉

所用で野沢温泉へ。
東京から長野新幹線「あさま」に乗り込みました。
あさま
車内販売のコーヒーをsuicaで支払ったらおまけに「ポケモンミニノート」をもらいました。隣に座っていた子供にあげたら喜ばれました。
ポケモンミニノート
軽井沢で隣の家族を含め多くの家族連れが下車しました。
長野はあっという間でした。

飯山線に乗り継ぐのですが時間があったので駅前を散策してみました。
駅前には「ながの東急百貨店」がありました。ただTOKYU Foodshowといった看板があったりと渋谷の東急と似ていてあまり長野っぽさがありません。少しもの足りない気がします。

昼食用に駅弁を探したのですがなかな良いのが見つからなかったので、ホームで立ち食いそばを食べました。色が濃く太めで結構おいしかったです。

飯山線は「キハ110系」の2両編成で気動車ながらなかなかのパワーでした。千曲川がよく見えました。途中の飯山駅にも北陸新幹線の駅ができるそうです。そこかしこに工事が進捗している様子が伺えました。
飯山線


終点の戸狩野沢温泉駅からは迎えに来てくれた友人の車で宿泊する野沢グランドホテルに到着しました。
夕食は立派な和食のコース料理でした。鮎の塩焼きがとてもおいしかったです。
鮎


野沢温泉郷には外湯という町の人たちが管理してくれている無料の共同浴場が13もあります。夕食後、いくつかまわってみました。最初に「大湯」といういちばん大きなところに行ってみました。あつ湯とぬる湯と2つの浴槽がありました。野沢温泉の湧出温度は高く且つ泉質を売りにしているのであまり水で稀釈していません。あつ湯の方はとても熱いです。しかしぬる湯の方も同様、或いはより熱い気がしました。結局どれだけ水でうめるかで温度が決まるだけです。気合で浸かりました。
2つめに「河原湯」に入りました。同じく熱いです。
散策の途中に「麻釜(おがま)」という源泉に立ち寄りました。ここは人が入るのではなく温泉卵など調理に利用する場所らしいです。とても熱そうでもうもうと湯気が立ち上っていました。
3つめは「真湯」です。やはり熱いです。真湯は硫黄成分が強くお湯が濃いような感じです。地元の人にも人気があるそうです。


朝も外湯に行ってみました。「麻釜湯」です。朝は水で薄められていなかったらしくさらに熱いです。帰ってきてホテルの温泉にも入りました。露天風呂は少し高いところにあってとても眺めが良く気分爽快です。白濁したお湯でした。内湯は透明です。本当はしたくないのですが、最後に温泉ではないお湯で体を流さないと強い硫黄臭を発することになります。

帰りは車で長野駅まで送ってもらいました。途中で長野オリンピックで使われた「エムウェーブ」と呼ばれるスケート場がありました。良く見ると建物がMの形をしていました。


昼食に長野駅近くの「みよ田」というお店で蕎麦を食べました。あまり特別な感じはしませんでした。
みよ田


駅前からバスで「善光寺」に向かいました。山を背景に山門や本堂がとても荘厳に見えました。これが正しく長野だと思いました。
善光寺
お守りなどを買いつつ参道を散策しました。有名な「八幡屋磯五郎」でしょうが糖を買いました。七味マカロンは売り切れでした。「門前農館(もんぜんのやかた)」というお店でおやきを買いました。おいしいです。


帰りは新幹線ではなく高速バスを利用してみました。時間は倍以上かかりますが金額は半分です。乗車率は半分にも達していませんでした。
途中上田付近を通過中にゲリラ豪雨に遭遇し本来休憩を予定していた東部湯の丸サービスエリアを通過して佐久平PAで休憩しました。ここは佐久平パーキングオアシス「パラダ」というアミューズメント施設を併設していてパーキングエリアから直接行けるそうです。
「佐久」と言えば小さい頃読んだ「まきバス三太号 —木炭自動車復元ものがたり—」という絵本の冒頭に「ながのけんさくし」という記述があって全て平仮名だったのでどこで区切るのが分からなかったという思い出があります。
まきバス三太号


その後、上里サービスエリアでもう一度休憩し、最後練馬インター付近で渋滞に巻き込まれて最終的に30分おくれくらいで目白通り沿いの「練馬駅」バス停に到着しました。時間に余裕があるならバスもお勧めです。