練馬区立美術館と石神井川沿いの桜が満開
天気が良いので自転車で練馬区内を散策。
練馬区高松の御嶽神社に立ち寄りました。あの「服部半蔵」が寄進したと言われている石造大山不動明王像がありました。
南へ進み目白通り沿いにある南池山貫井寺円光院には立派な桜が咲いていました。
近くには暗渠がありました。貫井川の様です。
中杉通りの終点でもある貫井二丁目の交差点のすぐ近くに「ブーランジェリー・ヌクムク」というパン屋がありました。こだわりのあるお店です。
その中杉通りを南下し、中村橋駅の方へ向いました。
駅の近くの練馬区立美術館へ行きました。丁度お昼だったので先に昼食を食べました。美術館のとなりの建物の2階に「どんぐりの木」というお店が入っていました。先ほどの中杉通り沿いにも店舗が有ります。重ね煮といった体にやさしい料理が中心です。とても美味しいです。ご飯はおかわりが出来ます。
美術館では「鹿島茂コレクション1 グランヴィル 19世紀フランス幻想版画」展が最終日でした。動物が人間のように振舞っている絵です。独特の雰囲気があります。
その後、自転車で豊島園方面へ。
ここでも貫井川の支流と思われる暗渠がありました。このページに詳しく書いてありました。
向山という地区は閑静な住宅街で桜がとても綺麗でした。向山庭園は工事中でした。
としまえんの前も通りました。ここも桜がきれいです。「JCF in としまえん」というイベントが開かれているようで、コスプレをしてる人が沢山いました。みんな楽しそうです。
その近く、トイザらス付近から下流に向けて石神井川沿いは桜が沢山植えられていました。その桜に沿って進んでいきました。桜のトンネルはとても大規模で長く続いていました。
途中にあった高稲荷神社は鳥居が崩壊していました。おそらく地震の影響だと思われます。
昭和9年に皇太子ご誕生を記念して沿岸の有志によって植えられたそうです。
どんどん進み、城北中央公園までやってきました。戦時中策定された防空緑地が起源のようです。古墳時代の遺跡も発掘されているそうです。
帰りは石神井川沿いではなく少し北側を西へ進みました。途中で川の跡のような独特の曲線を描く細い道が有りました。後で調べたらこれも石神井川の流れの跡の様です。川は時代によって流れる位置が変わるのが自然なのでそのため現在の川に並行して川の跡がある場合がよくあります。また、川に沿って用水路が作られることもあります。この川跡がどちらなのかはわかりません。
練馬春日町駅のちかくに「練馬ねむの木ガーデン」という霊園がありました。木で囲まれていて中はわかりません。ところが周辺の家々にこの墓地に反対する掲示がかかっていました。事情はよくわかりませんが、うちの隣に多数のお墓がやってきて悲嘆に暮れる人々としばしば出くわすのはあまり気分が良くないと思います。しかしながら、この東京では毎日沢山の人が亡くなっています。そのお墓を作る必要がありますし、お参りしやすいように都心から近くにあるのが理想でしょう。難しい問題です。
練馬春日町の近くの観八沿いに大山道の看板が有りました。歴史のある道のようです。ここ以外にも至る所で参詣の道に出会います。昔はお参りがとても盛んだったのでしょう。
その北側に田柄防衛省宿舎がありました。戦後すぐの地図によると以前は豊島分屯地だったようです。