麻布界隈を散策
麻布十番駅から西へ進み有名な「浪花家総本店」でたい焼きを買おうとしたのですが、今注文しても渡せるのが3時間後になってしまうとのことです。大人気でした。その近くには「豆源」というこれまた有名なお店もありこちらも大繁盛していました。
昼食をすぐ近くの「素饍齋(ソソンジェ)」という韓国料理のお店で食べました。少し薬膳を意識した韓国料理でした。味もとても良かったです。お店もちょっとおしゃれです。下調べせずに入ったのですがなかなか良かったです。
暗闇坂を上り左手にオーストラリア大使館を望みつつ一本松の交差点に到達しました。
そこを南下し、左手に見える元麻布ヒルズ・フォレストタワーの上層部が広がった独特の形にびびったところで右折。少し進むと左手に西町インターナショナルスクールが見えました。中には東京都による歴史的建造物の指定を受けた「松方ハウス」もあるそうです。突き当たりの階段をおりるとその先はT字路になっていました。その先は崖になっていて谷底にはこれまで歩いてきた麻布とは雰囲気の異なる古くて小さな家が並んでいるのが見えました。麻布宮村町と呼ばれる地域だそうで、まるでタイムスリップしたかのようです。どのような経緯でこのような状態になったのでしょうか。
突き当たりを左折し道なりに進みます。このあたりに「がま池」と呼ばれる池が今でもあるそうです。マンションに囲まれていて外からは見えませんがグーグルマップで確認できます。
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しばらく進むと通りに突き当たりました。正面には「東京ローンテニスクラブ」という非常に歴史のあるテニスクラブがありました。その右隣には愛育病院があります。その向かい、麻布高校のすぐ近くの「KaiKai KiKIi Gallary」で「小野哲平 陶展」が開かれていました。表面のマットな質感が気に入りました。ティーポットの蓋の構造がおもしろいです。鎌倉にある祥見知生さんのギャラリーでも以前展覧会を開いたことがあるそうでした。
すぐ近くの有栖川宮記念公園の中にある東京都立中央図書館に立ち寄ってみました。大きな荷物は入る前にロッカーに預けるシステムでした。当日は「電子書籍を体験しよう! 〜新しい図書館のカタチ〜」と題された企画展が開かれていました。iPad、Kindle、Readerが展示されていました。小説など文字がメインの場合はiPadよりもE Ink方式の電子ペーパーの方が軽くて便利かもしれません。書籍の電子化はどんどん進めてほしいのですが、出版業界が既得権益を守るためか進みがゆっくりでじれったいです。
5階のカフェテリアはなかなか眺めが良いです。台地にあるせいか、東京タワーが少し低めに見えます。
再び有栖川宮記念公園を通り日比谷線広尾駅へ向かいました。途中「ナショナル麻布」というスーパーに立ち寄ってみました。外国人のお客さんが多いです。肉屋もアメリカのスーパーのような雰囲気でした。
広尾駅から日比谷線に乗り、銀座で銀座線に乗り換えて末広町へ向かいました。
打ち合わせで「3331 Arts Chiyoda(アーツ千代田3331)」に来ました。旧練成中学校を改装して作られたアートスペースです。とてもおしゃれな作りでいろいろな展覧会が開催されていてとても楽しそうな場所です。この日も日比野克彦さんの個展が開かれていました。また今度プライベートで訪れていみたいです。
打ち合わせ後、夕食を近くの中華料理屋「福錦」で食べました。美味しさもさることながら、値段の安さにびっくりしました。