鋸山と東京湾クルーズ 後半
前半からの続き
金谷から初めての東京湾フェリーに乗り込みました。車も人も乗船率は高かったように思われます。天気が良かったのでとっても爽やかでした。東京電力横須賀火力発電所に立つ3本の煙突に向けて船は進んで行きます。他の船の航路と垂直に交わるので航行は気を使うだろうと思いました。およそ45分で久里浜に到着しました。
久里浜港からはほとんどの乗客は京急久里浜駅行きの連絡バスに乗るようでした。僕らはバスに乗らず海辺を歩いて行きました。久里浜港からは釣り船も沢山出ているようでクーラボックスが並べられていました。カインズホームの先にある「ペリー公園」に到着しました。その中のペリー記念館に立ち寄りました。浦賀沖に現れたペリー艦隊が実際に上陸したのはこの久里浜だそうです。当時の日本の動揺が想像されます。ペリーの娘に宛てた手紙もあり家族思いの一面も感じられました。
公園内の上陸記念碑は1901年に米友協会によって建てられたのですが戦時中引き倒されてしまったそうです。でも戦後また立て直された経歴があるそうです。ペリーは日本語では「彼理(ペルリ)」と書くそうです。
公園の向かいの海岸は砂浜になっていました。うっこが例のごとくビーチコーミングを始めました。日も傾きさすがに寒くなってきているにも関わらず、砕けた貝殻やガラス片を熱心に探していました。
砂浜の向かいの久里浜海岸バス停から久8系統京急久里浜駅行きのバスに乗り5分程で駅前に到着しました。少し駅前を散策してみました。黒船仲通りの商店街はとっても活気がありました。
京急久里浜駅には京急系のショッピングセンターの「ウイング久里浜」があってそちらも混雑していました。地元の商店街との共存がうまくいっているようです。
ウイング久里浜のテナントで入っている「earth music & ecology(アースミュージック&エコロジー)」のお店を見ました。宮崎あおいのCMでも話題になっているショップだそうです。確かに良さそうなブランドでした。
18きっぷなので京急には乗らず、そこから歩いてすぐのJR横須賀線の久里浜駅に向かいました。シンプルな外観のかわいらしい駅舎です。
久里浜からは1880S成田行のE217系Y-32編成でした。東海道線や湘南新宿ラインなどとは異なり、逗子で後ろ側に4両増結しました。逗子駅の構造上しかたないらしいのですがグリーン車の場所が他の系統と異なっている問題は未だに解決していません。
鎌倉駅で再び途中下車しました。もう夜ですが小町通りはまだ観光客がいました。外国人観光客が目立ちました。途中で団子を食べました。以前も気になっていたのですがキャラウェイというカレー屋さんにまた人が並んでいました。機会があったら食べてみたいです。
若宮大路を北へ進み鶴岡八幡宮にやってきました。夜でしたが境内に入ることができました。ニュースにもなった大銀杏を見に来たのでした。石段近くの元々生えていた場所のすぐ隣りに新しく植えられていました。株の上方は完全に切り取られていました。元気に復活することを願います。
本宮からの海側の眺めは夜ですが壮観です。
帰りは若宮大路の中央の段葛を歩きました。桜はまだ3分咲きといったところでした。
以前も来てとても良かった「なると屋+典座(なるとやプラスてんぞ)」で夕食を食べようと思ったのですが食材が終わってしまって本日は終了しました、と出ていました。残念です。
今日はいろいろ見て回ってお金も使ってしまったので、駅前の東急ストアでお弁当を買って帰りの電車で食べることにしました。東急ストアは閉店時間が近づいたときの値引率が高い気がします。
鎌倉からは湘南新宿ライン1790E宇都宮行きのE231系U-513編成でした。グリーン車でおいしくお弁当を食べることができました。
途中見えた恵比寿駅山手線ホームではホームドア設置の工事が進んでいるようでした。
ようやく新宿駅に到着しました。朝早かったので疲れましたがいろいろ回ることができてとっても充実した旅行になりました。