美術館巡り 両国&竹橋
光ヶ丘公園のバードサンクチュアリに立ち寄りました。今日もカワセミを見ることができました。
大江戸線に乗って新宿西口駅へ。密集しているチケットショップで小野竹喬の展覧会のチケットを格安で手に入れました。
再び大江戸線に乗って両国へ。大江戸線は便利なところを走っているのですが速度が遅い気がします。
江戸東京博物館で開かれている「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」という特別展を見ました。金で作られた装飾など、一時はヨーロッパまで支配が及んでいたモンゴル帝国の繁栄の様子を見ることができました。モンゴルを扱った展覧会なのですが、多くの展示品が現在のモンゴルではなく中国の内モンゴル自治区から来たもののようでした。
時間があまり取れませんでしたが常設展も見ました。やはり外国人観光客が多かったです。日本では珍しいですが展示品の写真を撮っても良いのがいいです。
昼食はJR両国駅の南側の国道14号沿いの元禄二八そば「玉屋」で食べました。僕は特製の二八もりそばの大盛り、うっこは玉屋定食にしました。そんなに高級なお店ではないですがおいしいおそばを安い値段で食べることができました。おすすめです。
両国駅から再び大江戸線に乗り、門前仲町で東西線に乗り換えて竹橋に到着しました。
竹橋駅に直結している毎日新聞のパレスサイドビルディングに立ち寄ってみました。1966年に出来たビルだそうでかなり暗くて古い感じはしました。でもデザイン的にはおしゃれな感じがします。
そこからすぐの東京国立近代美術館で開かれている「生誕120年 小野竹喬展」を見ました。朝チケットショップでチケットを手に入れておいたので安く見ることができました。会期終了間際とあって多少混雑していました。明るく鮮やかな色が印象的でした。年代による作風の変化も分かりやすく展示されていました。松尾芭蕉の俳句の印象から描いた「奥の細道句抄絵」が楽しいです。
《奥の細道句抄絵 田一枚植ゑて立ち去る柳かな》1976年 京都国立近代美術館蔵
まだ時間があったのでさらに近代美術館工芸館にも行きました。「所蔵作品展 近代工芸の名品―花」と題して「花」をテーマとしたいろいろな工芸作品が展示されていました。まさに桜の時期にふさわしい展覧会でした。デザインのモチーフとしての自然は安心感を感じさせます。花はさらに華やかさも加えられます。個人的には金工、漆、ガラスの作品が好きです。
その後、千鳥ヶ淵を散策しました。桜は満開を過ぎて既に散り始めていましたがその桜吹雪も美しいです。ボートも楽しそうですがかなり並んでいました。
お堀端のインド大使館の建物が新しくなっていました。どうせならもう少しインドらしく作ると良かったのにとも思いました。
さらにその後、靖国神社にも訪れました。昭和を感じさせる外苑休憩所でみそおでんを食べました。遊就館は遅くてもう閉館していました。軍馬の像があり人参が備えられていました。ちびまる子ちゃんの映画「わたしの好きな歌」の中に登場した童謡「めんこい仔馬」も軍馬の歌だったことを思い出しました。平和を願う気持ちは皆同じだと思います。
その後、九段下とは反対方向に進み市ヶ谷駅へ行きました。都営新宿線に乗り新宿三丁目へ行きました。
世界堂で画材を見た後、新宿通りを西へ進みました。新宿三丁目交差点にあるマルイワンにかわいらしいディスプレイがあったので入ってみました。この日は1階で「Manga Girls Inspiration(マンガ・ガールズインスピレーション)」と題して日本のマンガをテーマにして様々なブランドとコラボしたカスタムブライスが展示されていました。4階には代官山にあるBlytheの専門店「Junie Moon(ジュニー・ムーン)」のお店が入っていてました。
この新宿マルイワンはビルまるごと所謂最近の「カワイイ」感じに作られており、明確なコンセプトを感じ取ることができました。副都心線開業による効果が期待されていた新宿三丁目周辺ですが、近くにあったインザルーム新宿本店が2010年2月28日で閉店したりと昨今の不況の影響とは無関係とはいかないようです。小売業の苦悩が感じられました。
ふと、丸井がスポンサーだったフジテレビの番組「ROOMS(ルームス)」を思い出しました。
夕食に久しぶりにリンガーハットに行ってみました。国産野菜を480gも使用した「野菜たっぷりちゃんぽん」というメニューもありました。確かに野菜が多かったです。味はそこそこです。