2011/02/23

チャイナタウン池袋とiPad寿司

所用で池袋へ。
東武の北口近くの中華食材の店「陽光城」へ。
よくわからなものが沢山あって面白いです。台湾産のカボチャの種を買いました。殻付きで何故か抹茶味です。慣れてくると歯で簡単に割ることが出来ます。
その近くの「永祥生煎館」というお店で焼き小龍包を食べました。期待通り中がとても熱くて美味しいです。
永祥生煎館
この辺りは他にも知音、日光といった中華食材のお店があります。こちらもぜひ行ってみたいです。

夕食は西武百貨店の8回にある梅丘寿司の美登利系列のお店「回し寿司 活」へ行ってみました。iPadで注文ができるシステムになっているのですがカウンターには設置されていないのでボックス席を待っていたら1時間近く待つことになってしまいました。ボックス席が希望の場合は時間等を考えたほうが良さそうです。
場所の割には安いネタもあって良いのですが、味は値段相応といった所です。

iPadは注文用の専用アプリがインストールされていました。ホームボタンは押せないようになっていましたが、電源ボタンは押せました。長押しするとシステム終了させることができてしまいます。終了させてもう一度起動するとホーム画面が表示されました。システムがスペイン語だったのは謎です。
「株式会社クロスドリーム」という会社の「CROSS i」というシステムのようです。
特定のお寿司をクリックすると画面が更新するのですが、iBookのようなページめくりのトランジションが現れた後何故か更新前の画面が一瞬表示されてから新しい画面が表示されます。これではトランジションが無意味でむしろ鬱陶しいです。
問題はありますが、初期導入費用は他のアプライアンスより安そうなので今後も導入する店が増えるかもしれません。
回し寿司 活

2011/02/19

暗渠と兎月園

最近暗渠巡りに凝っています。

前回と同様に今回も練馬区の光が丘公園付近を源流とする河川を辿ってみました。残念ながらこの河川の名前はわかりませんでした。




より大きな地図で 暗渠と兎月園 を表示

光が丘公園北口の交番方面に向けて道が下っています。ちょうどその交番辺りが源流であったようです。
(写真1)


交番付近を北へ進む道です。ここが川の跡の様です。このあたりに「お玉が池」と呼ばれる湧水池があったようです。
(写真2)


車は侵入できない細い道です。暗渠らしくなってきました。
(写真3)


暗渠にお約束の煉瓦敷が現れました。
(写真4)


兎月園通りから西側を臨む。このあたりが正しく兎月園があった場所らしいです。全く面影はありません。今でもあれば楽しいのにと思ったりします。
兎月園に関してはKacceというミニコミ誌に詳しい情報が載っていました。
(写真5)


昔の川の時代が偲ばれる場所です。
(写真6)


道はどんどん下っていきます。
(写真7)


マンションの間をまっすぐ西へ。
(写真8)


もうすぐ終点です。
(写真9)


ようやく白子川に到着。
(写真10)



成増駅へ向かう途中に「成増ハウス」というマンションがありますが、地図によるとこの場所には以前「太平洋高等学校」という私立の高校があったようです。wikipediaによると豊島学院高等学校・昭和鉄道高等学校などを運営する学校法人豊昭学園に吸収合併されたとありました。(写真11)
太平洋高校

2011/02/13

百々向川散策

かつて板橋区赤塚新町三丁目付近を源流とする「百々向川(すずむきがわ)」という河川があったそうです。現在はその全てが暗渠化されてしまっています。
お気に入りのiPhoneアプリ「東京時層地図」を見るとその流路を確認することが出来ます。
百々向川百々向川
百々向川

今回はこの百々向川を上流から下流へむけて自転車で辿ってみました。その経路を緑の線下記地図に示しました。

より大きな地図で 百々向川散策 を表示


道は徐々に下っています。この道の両側は高くなっています。つまりこの道は谷になっていてここがかつて川であったことがわかります。(写真1)


道は細くなりました。マンホールが多いです。(写真2)



緑道によくある像。(写真3)


国道254号線。川越街道を渡る部分。(写真4)


小治兵衛窪庚申尊とあります。(写真5)


また道は細く。(写真6)


東上線をくぐります。(写真7)


川の流れを彷彿とさせるゆるいカーブ。(写真8)


暗渠独特の車の進入を制限する柵。(写真9)


川の跡の道はSEIYUにぶち当たる。つまりこの西友は川の上に建てられたという事です。(写真10)


西友の反対側はやはり谷になっています。(写真11)


深い谷が刻まれています。道路は盛土で谷を横断しています。(写真12)


途中にあった木村家のたいやき。(写真13)



煉瓦敷の緑道。(写真14)


百々向川緑道の表示がありました。(写真15)


白子川の古い流れまでたどり着いて終点の様です。(写真16)


現在の白子川はコンクリートでしっかり護岸工事がされています。コンクリートやアスファルトで舗装された土地ではゲリラ豪雨の時など一気に川に水が流れ込みます。そんな時はこのようにしっかり護岸されていないと対応できず洪水が起きてしまいます。(写真17)


成増北口通り商店街を通り成増駅方面へ。この道もまた別の谷筋なようです。昔は小さな小川があったのでしょう。初音湯という銭湯がありました。(写真18)

その手前には「パン工房TIMELINE(タイムライン)」というパン屋さんがありました。おいしいパンが買えました。

2011/02/08

池袋的フードコート

池袋で夕食を食べました。駅の中にある池袋どまん中「グランドキッチンみかど」というフードコートです。
かなり味のある施設でラーメン、そばなどの麺類からカレーや丼もの、焼きそばやお酒までなんでもあります。高速のサービスエリアのような雰囲気です。
以前は「すなっくらんど」という似たコンセプトのお店があり、その当時から人気があるそうです。

「トルコライス」というものを食べてみました。名前の由来は不明です。予想通りの味です。
トルコライス

2011/02/06

六本木ヒルズで幽体を感じる

第4回「親鸞フォーラム」というイベントに参加しました。場所は六本木アカデミーヒルズ40という高い所です。
真宗大谷派(東本願寺)の主催ということらしいです。
パネリストとして養老孟司氏、福岡伸一氏、織田顕祐氏が登壇しました。福岡さんお得意の生命とは流れであるという話や、
養老さんによる睡眠と意識・エントロピーの話が興味深かったです。
全体的にサイエンス寄りな話が多くなっていた印象でした。もう少し宗教に関連した話題になれば面白かったと思いました。

その後、下に降りて「けやき坂ベーカリー」でパンを買いました。まずまずです。
もう一度エレベーターに乗り52階の東京シティビューへ。三田や麻布方面を観察しました。台地や谷の構造がよくわかります。
その後、森美術館で開かれている小谷元彦展「幽体の知覚」を見に行きました。身体感覚と関連させた作品群はどれも素晴らしかったです。

夕食はすき家で「牛まぶし」を食べました。意外なほど美味しくなかったです。ひつまぶしも好きではないので僕には合わない様です。
牛まぶし

2011/02/05

今も残る戦争遺構、掩体壕

光が丘公園近は現在は都内有数の面積を誇るのどかな公園です。
でも戦時中は首都防衛のために陸軍成増飛行場が急遽建設された場所でした。
戦後はGHQに接収されてグラントハイツと呼ばれる駐留軍の住宅として使われていたそうです。まるでアメリカのような広々とした住宅が立ち並び、娯楽施設などもあったそうです。
しかしながら現在はほとんどその面影をみることはできません。

ところが調べてみるといくつかその当時の遺構が残っているらしいのです。
その一つが今回訪れた「掩体壕」と呼ばれる施設です。掩体壕とは戦闘機を隠したり敵の攻撃から守ったりするための格納庫のようなものだそうです。
今回見つけたのはかまぼこ型のコンクリートでできたタイプでとても丈夫そうでした。現在でもその上に家が建てられているほどです。
掩体壕
一見何の変哲もない平和な住宅街に突然現れる遺構は、かつてこの場所から戦闘機が飛び立っていったことを気づかせてくれます。