2010/11/27

石洞美術館、足立区を散策

京成線の千住大橋駅を下りてすぐ、日光街道沿いに「鮒金本店」という佃煮屋がありました。歴史がありそうです。

そこから少し歩いたところにある「石洞美術館」へ行きました。千住金属工業株式会社という会社が運営している美術館です。そういえば、この会社のハンダを使ったりしていました。この日は「濱田庄司とその系列 その二 島岡達三展」という展示が行われていました。濱田庄司さんという立派な陶芸家がいてこの人は作品もさることながら非常に人徳のある方だったそうです。
この日は金属を扱う会社ならではの「金属藝術の輝き」という展覧会も同時開催していました。金属といってもいろいろな表情を創りだすことができるのだなと思いました。


美術館の周りでは工事が行われていました。「千住大橋駅周辺地区 地区まちづくり計画」という再開発計画が進んでいるそうです。ニッピコラーゲンで有名なニッピと靴メーカーのリーガルの工場があった場所らしいです。


ぶらぶら北千住駅へ向けて歩いて行きました。途中、東京芸術センターという立派なビルがありました。劇場やフィットネスクラブ、ハローワークなどが入っているそうです。すぐ近くにある東京藝術大学の千住キャンパスは旧千寿小学校を改築して作られたそうです。

本町センター商店街に「トポス」というダイエー系列のスーパーがありました。ディスカウントストアとして展開していたそうですが現在はこの北千住店のみだそうです。エスカレーターが上りのみという味のある設計の建物でした。
トポス


北千住駅前西口には大きなマルイがありました。駅ビルはルミネになっています。駅前で大道芸が行われていました。「 Hi2(ヒッツ)」という青年でダンスが上手でした。最後に披露したマスクを被って行うガラス玉の芸が良かったです。

つくばエクスプレスも乗り入れとても大きな駅になっていました。日比谷線のコンコースは工事中でドトールが出来るようでした。
足立区なので期待していた「アダチン」は結局見つかりませんでした。あまり普及していないのでしょうか。


日比谷線で秋葉原へ。アキハバラデパートだった場所に11月19日にアトレ秋葉原がオープンしていました。いろいろ様変わりしています。

岩本町駅へ向かうために昭和通りを南下していると「岩本町・東神田ファミリーバザール」という催しが開かれていました。このあたりは衣料品の問屋が集まっている場所です。かなり安かったです。

新宿線で新宿三丁目へ。世界堂で三菱鉛筆の「ユニ カラードペンシル ペリシア」という高級な色鉛筆を見つけました。欲しいです。

2010/11/23

茶器を鑑賞

九段下から田安門を経由して武道館の前を通りました。
何やらすごい数の人がいます。
どうやら「スフィア」という声優グループのコンサートがあるようでした。グッズ売り場には長蛇の列ができていました。
スフィア


この日はとても天気が良く北の丸公園もとてもきれいでした。
北の丸公園


そのまま北の丸公園を通過して、東京国立近代美術館工芸館で開かれている「茶事をめぐって 現代工芸の視点」という展覧会を見に行きました。日本の伝統工芸品のデザインのすばらしさにはいつも感銘を受けます。木で作られた葉っぱが面白かったです。
今日が最終日なのですがそんなに混雑していませんでした。近代美術館工芸館は良い展覧会が開かれている割にはあまり混雑していません。


ぐるっとパスがあるので近くの「科学技術館」に立ち寄ってみました。中は子供たちでいっぱいでとても人気があるようです。建物そのものや一部展示は昔のままで古い感じかがしますが、多くの展示が企業とのタイアップで最新のものに変わっていました。サイエンスコミュニケーターによるイベントも多数開かれているようでした。お台場の科学未来館とどのように差別化していくかがポイントでしょう。
軽食コーナーが昔のままので良い雰囲気が残っていました。


清水門を抜けて九段下駅に戻りました。新宿線、大江戸線と乗り継いで六本木に到着しました。
大江戸線を出てミッドタウンへ向かう途中で「Tokyo Midtown Award 2010」というアートコンペの展示がありました。羊の展示が面白かったです。

国立新美術館で開かれている第42回日本美術展覧会「日展」を見に行きました。すごい数の作品に圧倒されます。立体造形が見ていて面白いです。ゴッホ展は今度にします。

ミッドタウンに戻って毎年恒例のイルミネーションを見ました。とても美しいです。

2010/11/21

「大洗にも星はふるなり」を見た

大洗にも星はふるなり」を最近日本でも始まったiTunesでレンタルしてみました。個人的に大洗が懐かしかったのと日本のコメディー映画が好きなので借りてみました。
HDバージョン(500円)と標準画質(400円)がありますがうちの小さい液晶画面(1024x768)では標準で十分でした。

もともと舞台劇の作品で、原作の福田雄一さんが今回の映画の監督もしています。
演劇が原作の作品らしく、舞台はほとんど海の家の中だけです。話の展開や会話も通常の映画とははっきりと異なり、正しく舞台風です。
内容は非常に面白いです。でも本当は舞台で見たほうが面白いのかもしれません。
大洗にも星はふるなり
大洗にも星はふるなり
戸田恵梨香

2010/11/20

ベルナティオでリラックス 後半

前半からの続き

翌日はレンタカーで周辺を回ろうとしたのですがホテルが手配しているレンタカーは既にいっぱいでした。なので朝早くの十日町駅ゆきの送迎バスで十日町に出ました。駅前のトヨタレンタリースで「パッソ」を借りました。十分な広さがあります。ちなみに同じ県内だとどこの営業所に返しても追加料金は無いそうです。


今日は松之山、松代あたりを回ってみようと思います。
まずは国道253号線で松代を目指します。立派な道路です。ところが、まつだい駅付近でカーナビが旧道へ入ることを要求してきました。とりあえず従ってみました。旧市街の街並みを見物して、結局また同じ国道に戻りました。このあたりの国道は最近完成したのかもしれません。その先の池尻交差点を左折し国道353号線を南下し、途中の美人林の案内版を左折し道を下って行くと最初の目的地「美人林」に到着しました。早い時間でしたがカメラを持った人が既に何人かいました。天気も良くてとっても清々しいです。樹齢の揃った白い肌のブナが美しく立ち並んでいます。正しく美人林でした。
美人林

すぐ近くの「越後松之山森の学校 キョロロ」にも立ち寄ろうとしましたが以前も入ったので今回はパスしました。
キョロロ


そこから車ですぐの「大棟山美術博物館」へ行きました。700年もの歴史を持つ旧家の村山家の旧宅を博物館にしたもので様々な美術品が展示されていました。とても立派な建物です。意外に立派な作品が多く見所がありました。
先日、泉屋博古館別館で開かれていた「幕末・明治の超絶技巧」展で見た荒木東明作「粟穂図揃金具」と非常に似ている作品が展示されていました。元は刀装具であったものを後に煙草入れに転用されたものかもしれません。
この村山家は小説家の坂口安吾とも親戚関係があるそうで作品や資料などがも多く展示されていました。


その後「ナステビュウ湯の山」という温泉施設へ行きました。露天風呂からの眺めが最高です。日本三大薬湯とも言われる松之山の泉質はベルナティオとは異なり硫黄の香りがしてとても効きそうな気がします。
松之山温泉

その後、蒲生という地域の棚田を見物しました。とても静かで美しい風景です。
棚田

まつだい駅に併設している道の駅「まつだいふるさと会館」の中にあった「常春」というスーパーで焼き麩を買いました。
そこから歩いて「農舞台(まつだい雪国農耕文化村センター)」へ行きました。なかなかおもしろい構造の建物です。3年に1度開かれる「大地の芸術祭」でも中心となる施設の一つです。
「生まれ続ける芸能~現代の農村舞台~」展という展覧会が開かれていました。富山妙子さんの作品が素晴らしかったです。
河口龍夫さんによる「関係-黒板の教室」という作品は壁を含めすべてが黒板の部屋で絵や文字を自由に書いてもいい作品です。なかなか楽しいです。
建物から棚田を眺めるとイリヤ&エミリヤ・カバコフによる「棚田」という作品を見ることが出来ます。
外には草間彌生さんの作品「花咲ける妻有」がありました。今度は芸術祭が開かれているときに訪れたいです。
Kabakov
草間彌生



十日町に戻りちょっと遅い昼食をへぎそばの「由屋」で食べました。2人前でも大盛りでとっても美味しいです。
由屋


その後十日町市博物館へ行きました。有名な国宝火焔型土器を見ることが出来ました。いくつか展示されていましたがどれも似たデザインでした。同じ人物の作品なのでしょうか。取っ手のような部分のデザインがあまりにも印象的で驚くばかりです。
写真はホテルにあったレプリカです。



レンタカーを返却するまえにガソリンスタンドで給油したのですが、走行距離79kmで3.2リットル(416円)でした。燃費はリッター25kmということになります。パッソはすばらしいです。

ホテルへ帰るための送迎バスが残念ながら丁度良い時間に無いのでほくほく線で一度魚沼丘陵を越えて(くぐって)越後湯沢まで行くことにしました。時間があったので駅前を少し散策しましたが他の地方都市と同様に厳しい雰囲気を感じざるを得ませんでした。
飯山線用の地上ホームには1両編成のキハ110系気動車が止まっていました。乗客のほとんどは帰宅する高校生のようでした。
飯山線
ほくほく線は高架です。島式ホームの他にもう1本1線スルー式の通過線があります。従ってホームに停車する車両は上り下りともにポイントの分岐側曲線を通ることになります。こちらの乗客も高校生が多かったです。
十日町駅を発車したHK100形の電車はすぐトンネルへ入りました。時速110km出すそうです。あっというまに六日町駅へ。ここから上越線を通り終着越後湯沢に到着しました。
HK100形

越後湯沢駅にはお土産屋などが多数ありました。「ぽんしゅ館」では500円で5種類の日本酒が飲めるそうですが時間がなかったので入りませんでした。次回ぜひ行ってみたいです。
東口を出て少し北へ歩いたところからベルナティオ行きの送迎バスが出ています。17号を北上し新宿から乗ったバスと同様に大沢山トンネルを経由してホテルに帰ってきました。

部屋で休憩した後、ビュッフェ形式の夕食を食べました。カニやお寿司が食べ放題でした。デザートのチョコレートファウンテンが意外と美味しかったです。


翌日、午前中は「ポポラ自然ウォーク」に参加しました。今まで行ったことのなかったホテルの南側を歩きました。この日も非常に良い天気で絶好の散策日和でした。キツツキが木をつつく音がなんども聞こえました。ノスリという鷹の一種が旋回しているのを見ることもできました。
最後に水辺のホールも見ることが出来ました。この建物も安藤忠雄さんの設計です。巨大な扉が開くようになっていて中と外とが曖昧になるようになっています。

フラワーハウスでおやつに大福を買いました。もちもちしていてとっても美味しかったです。かなりおすすめです。

昼食は初日と同じくそば処あてまで食べました。ラーメンとおにぎりを食べました。どちらも意外とおいしいです。
帰りの送迎バスまでまだ時間があったのでホテルの庭を散策しました。非常に美しいです。東京電力と関係がある施設なので完全な手付かずの自然というよりは自然と人間の調和を目指していると感じました。
ベルナティオ
ベルナティオ


帰路も新宿行きの送迎バスです。
途中赤城高原SAと三芳PAので休憩しました。三芳はパーキングエリア扱いですがPasar(パサール)三芳と称した非常に立派な施設になっていました。訪れた日はまだ工事の途中で12月1日にグランドオープンする予定だそうです。

高速料金週末1000円の影響もあるのか、川越を過ぎたあたりからずっとのろのろ状態で練馬出口や目白通りに入ってもずっと渋滞でした。結局1時間程遅れて新宿西口のスバルビル前に到着しました。一気に日常に戻ってしまいました。またぜひ行きたいです。

2010/11/18

ベルナティオでリラックス 前半

新潟県十日町市にあるホテル「ベルナティオ」へ行きました。
今回は東京都庁から送迎バスを利用しました。青梅街道、環七、目白通りを経由して関越自動車道に乗りました。途中上里、塩沢石打でそれぞれ15分程休憩して塩沢石打インターで降りました。

ここから十日町へは魚沼丘陵を越える必要があります。清津峡を経由する国道353号線は近いのですが道が険しいです。もうしこし北の六日町から峠を越える国道253号線の方が道は良いのですが遠回りです。今回バスはその間、大沢山トンネルを抜ける県道76号線を通りました。2002年11月1日に開通した比較的新しいトンネルだそうです。途中に直接当間高原へ行けるみちもあるようですが道が細いのか今回の送迎バスは通りませんでした。
目的地のベルナティオには渋滞も無く予定通り3時間半で到着しました。

昼食はフォーラムセンターにあるそば処あてまでへぎそばを食べました。独特の風味や歯ごたえが美味しいです。
へぎそば

その後「午後の散策」に参加しました。この自然観察会を主催する組織は以前からあったのですが、最近、東京電力自然学校「あてま森と水辺の教室 ポポラ」に改組したようです。
バスに乗って当間山の麓まで登っていってそこからブナの森を散策しました。有名な松之山の美人林よりもずっと大きいそうです。
ブナ林
その後、野沢菜と五月菜の刈り取りを行いました。狩り放題です。欲張って多めにとってしまいました。後日家で油炒めにしましたがとても美味しかったです。
五月菜
最後に「フラワーハウス」に立ち寄りました。いろいろな植物が売られていたりクラフト体験などもできる施設です。ハーブティーが美味しかったので買ってみました。ペパーミント、レモンバーム、レモングラスが入ったポピュラーなもので「なじょだの」という名前が付けられていました。いかがですか、という意味だそうです。あと蒸しパンも買いました。こちらも非常に美味しいです。

チェックインして部屋に入りました。初めての別館でした。畳の部屋も付いていてとても広いです。ゆっくりくつろげます。

その後、つい最近完成した「森のホール」へ行きました。安藤忠雄の設計だそうです。縁側ともいうべき構造が特徴だそうです。
中は当間の自然に関する展示や自然学校のオフィスがあったりします。なかなか充実していました。ここだけでも結構楽しめます。
森のホール


夕食はその名も「郷土料理 ぶな」とい和食レストランで食べました。「炭火焼会席(明石縮)」というコース料理でした。キノコやエビを自分で焼いて食べるものでとても美味しかったです。「松乃井」という十日町の日本酒も飲んでみました。さっぱりめで美味しいです。


夜に当間の自然を紹介するスライドショーがあったので参加しました。真冬の雪のシーンがすごかったです。真冬にもぜひ来てみたいです。

ホテル内には温泉が2箇所ありますがこの日はすぐ上の階の見晴らしの湯に入りました。夜なのであまり外は見えませんが温泉がとっても良いです。

後半へ続く

2010/11/13

円山応挙の構図

日本橋の「三井記念美術館」で開かれている特別展「円山応挙-空間の創造」を鑑賞しました。バランスがとても良く部屋に置いて鑑賞すると落ち着きそうです。

日本橋室町野村ビル「YUITO」という建物ができていました。「ジョージ・ジェンセン」のショップが入っていました。
すぐ近くに三井の「COREDO室町」も完成していました。刃物の「木屋」がこちらに移動したようです。「にんべん」のお店があってかつおぶしでとった出汁を100円で売っていたので飲んでみました。少し塩分を追加したほうが美味しかったです。
「箔座」という金沢の金箔のお店がありました。きらびやかでとても素晴らしいです。全部金属で作るよりも軽くて安いなど金箔の利用価値は非常に高いと思いました。

高島屋に移動して「光明皇后1250年御遠忌記念 特別展 東大寺 近現代の名品」を鑑賞しました。華厳経が素晴らしかったです。
よかいちという焼酎のCMで話題になったばくざん先生こと榊莫山さんの書も展示されていました。2010年10月3日に亡くなられていたそうです。

地下食品売り場の「Signifiant Signifie(シニフィアン シニフィエ)」でパンを買いました少量ずつ切ってくれて量り売りをしてくれます。とても美味しいです。

2010/11/12

スパ・ラクーアでリラックス

以前か行ってみたかった東京ドームシティーの中にある「Spa LaQua」に行ってみました。
料金は高いです。ヒーリングバーデはさらに別料金でした。

専用の服に着替えてヒーリングバーデへ。南国風の装飾です。遊園地がとても綺麗に見えます。とにかくゆったりしていてとてもリラックス出来ます。さすがに高いだけはあります。

夕食は「和食ダイニング 酣(TAKENAWA)」で豆腐御膳を食べました。こちらもとても美味しかったです。

その後は温泉にも入りました。こちらもなかなかです。時間が合わなかったのですが「ロウリュウ」という何か面白げなサービスもあるそうです。

リラックスラウンジでもゆったりと寛ぐことが出来ます。
今回は相当長居をしました。ぜひまた来てみたいです。

東京ドームシティーはイルミネーションがきれいでした。LEDによって以前よりも凝った装飾が可能になっているのかもしれません。
「グリーンスフィア」と題されたイルミネーションではLEDの光によって野菜が水耕栽培されていました。無農薬で成長も良いそうです。徳島県阿南市のJAあなんの協力だそうです。

LaQua
LaQua
LaQua

2010/11/08

UbuntuでWebDAVサーバの構築

たまたま手元にあるPowerMac G5でWebDAVサーバを作ろうかと思ったのですがMacOSX Server版を持っていません。通常のMaxOSXを手作業で設定しようとしたのですが、いろいろ細かいセキュリティの問題にぶつかりました。結局面倒なのでUbuntuで行くことにしました。下記説明はPowerPC用のUbuntuでの設定ですが、通常のUbuntuでも同様な設定でできるはずです。
MacOSXのFinderなどを含む一部のWebDAVクライアントソフトはSSLだと繋がらないので今回はSSL無しの設定です。認証はDigestを用いました。


まずはubuntuのインストールです。10.04のデスクトップ版にしました。一つ古いバージョンですがLTS(Long Term Support)なので安心感があります。
そしてまずは「システム→システム管理→アップデート・マネージャ」からアップデートをしました。

次に、ウェブサーバソフト「apache2」のインストールです。
左上の「Ubuntuメニュー??」の一番したにある「Ubuntuソフトウェアセンター」で「apache2」と検索します。いくつもヒットしますが「Apache HTTP Server metapackage」というのをインストールすれば良いはずです。


次に公開するWebDAVディレクトリを作成します。
どこでも良いと思いますが僕は以下のようにしました。

$ sudo mkdir /var/www/webdav
$ sudo chown www-data:www-data /var/www/webdav/



ダイジェスト認証に用いるパスワードファイルを作っておきます。
作成する場所も任意ですが公開ディレクトリの外の方が安心です。
ここで設定した「WebDAV」というrealmと、後の設定ファイル中で指定する「AuthName」が同一である必要があります。

$ sudo htdigest -c /etc/apache2/.htdigest "WebDAV" ユーザ名




一番大切な設定ファイルを作ります。

$ sudo cp /etc/apache2/sites-available/default /etc/apache2/sites-available/webdav
$ sudo gedit /etc/apache2/sites-available/webdav


エディタで以下のように今回のサーバ用の新しい設定ファイルを作成しました。
CGIやdocの部分は削除しました。
ここから

ServerName abcde.fghij.jp:80

<virtualhost *:80>
ServerAdmin webmaster@localhost

#DocumentRootを書き換えました。
DocumentRoot /var/www/webdav

<directory var/www/webdav>
# Indexesにマイナスを付けました。
Options -Indexes FollowSymLinks MultiViews
AllowOverride None
Order allow,deny
allow from all
</directory>

ErrorLog /var/log/apache2/error.log

# Possible values include: debug, info, notice, warn, error, crit, alert, emerg.
LogLevel warn

CustomLog /var/log/apache2/access.log combined

<location>
DAV On
AuthType Digest
AuthName "WebDAV"
AuthUserFile /etc/apache2/.htdigest
Require valid-user

DavMinTimeout 600
<LimitExcept GET PUT HEAD OPTIONS POST>
Require valid-user
</limitexcept>
</location>

</virtualhost>

ここまで


インストールされているWebDAV用のモジュールを有効化します。
それとファイルロック用のモジュール。
もう一つ、ダイジェスト認証のモジュールも有効化します。

$ sudo a2enmod dav_fs
$ sudo a2enmod dav_lock
$ sudo a2enmod auth_digest



まず今までの設定を無効化します。
次に先ほど作った設定ファイルを有効化します。

$ sudo a2dissite default
$ sudo a2ensite webdav



最後にApacheを再起動します。

$ sudo /etc/init.d/apache2 restart



これでひとまずサーバができたと思います。

2010/11/06

超絶技巧にびっくり@泉屋博古館分館

アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)という国際ネットワークを広めるために設定された「東京・アジア月間」の一環として、東京都庁都民広場で開かれている「アジア大都市ネットワーク21展」へ立ち寄ってみみました。
多くの展示の中で、東京都水道局が行っていた下水に含まれる大きなゴミを竜巻の原理を利用して自動的に分離する仕掛けが興味深かったです。特許を取得しているそうです。

昼は近くの韓国料理屋の「チェゴヤ」へ行きました。結構人気でした。スンドゥブを食べましたが味は普通でした。
ヨドバシカメラで新しくリリースされた「MacBook Air」を見ました。やはり11インチが良さそうです。

新宿から大江戸線に乗り、麻布十番で南北線に乗り換えですが、ここの乗り換えは時間がかかります。要注意です。
六本木一丁目駅を下りてエスカレーターを登っていきます。このあたりは住友グループによって再開発され、「泉ガーデン」と呼ばれています。その施設の一つが「泉屋博古館分館」です。もちろんここも住友グループの施設です。
今回は「特別展 幕末・明治の超絶技巧 世界を驚嘆させた金属工芸―清水三年坂美術館コレクションを中心に」と称する展覧会が開かれていました。正阿弥勝義・加納夏雄・海野勝珉などその名の通りまさに超絶技巧です。現代でもこのような作品を作れる人はいるのだろうか。

その後、すぐ近くの「大倉集古館」にも立ち寄ってみました。ぐるっとパスなのでかなりお得です。「開窯300年 マイセン 西洋磁器の誕生」と題された展覧会が開催されていました。マイセンですが伊万里など日本の焼き物にとても似ていました。ついでにホテルオークラの中のパン屋「シェフズガーデン」でパンを買いました。ショッピングアーケードがレトロな雰囲気があってなかなか良いです。


日比谷線神谷町駅の方に歩いた後、ぶらぶらと国道1号線(桜田通り)を北上してみました。するとすぐ愛宕山があったので登ってみることにしました。トンネル脇の階段を登るとあっという間に頂上でした。標高25.7mで自然の山としては23区で最高峰だそうです。頂上には愛宕神社の他、池やレストランがありました。「出世の石段」で有名な急階段を下りてまた北上してみました。
出世の石段
愛宕山

途中に「ベタープレイス(better place)」という組織が運営しているバッテリー交換式の電気自動車の基地がありました。電気自動車弱点を補う一つの方法だと思います。
ベタープレイス

結局三田線の内幸町駅まで歩きました。

2010/11/05

Leopardのファイヤーウォール

MacOSX 10.5と10.6のシステム環境設定から操作できるファイヤーウォールはアプリケーションベースです。
特定のポートを閉じたりすることができません。
ちなみに以前の10.4Tigerでは出来ました。

ところが、実はipfwというコマンドラインのファイヤーウォールはインストールされています。
でもターミナルによる操作はちょっと難しそうです。
そこで「WaterRoof」というフロントエンドを使うことによって既にインストールされているipfwをGUIで操作できます。

特定のポートを閉じたりudpを操作したり自由に設定できます。
非常に便利です。

2010/11/03

探鳥会に参加してみました

「日本野鳥の会東京」主催の「光が丘公園探鳥会」に参加しました。春、秋、それぞれ3回ずつあるそうです。参加費は一人200円です。
この日はとても天気が良かったのですがあまり鳥はいませんでした。その代わり、木や昆虫をいろいろ説明していただけました。成虫の状態で越冬する蝶もいるそうです。
黄葉がきれいでした。
光が丘公園
光が丘公園
紅葉