岡本太郎とゴーゴーカレー
小田急線で新宿から向ヶ丘遊園駅まで行くのですが新宿から区間準急、代々木上原で多摩急行に乗り換え、登戸で各停に乗り換えと2回も乗換えを要しました。急行だと乗り換え無しだったのですが、種別が増えると運が悪いとこんなことが起きます。
向ヶ丘遊園から徒歩で生田緑地に向かいます。モノレール駅の跡地が駐輪場になってました。そのほかの橋脚の後などほとんどわかりませんでした。小学生の頃よくモノレールに乗って向ヶ丘遊園地にスケートをしに来たのが思い出されました。横浜ドリームランドや小山ゆうえんちなど地方の遊園地が好きな僕としては悲しいです。がんばれ「むさしの村」。
生田緑地はかなり鬱蒼とした森です。そのなかに日本民家園がありました。時間がなくて見学出来ませんでしたが立派な木造家屋も見えました。お蕎麦を食べられる合掌造りの建物もあるようなので今度ぜひ訪れたいです。
そのさらに奥に岡本太郎美術館がありました。まさに森の中に佇む美術館です。着いてすぐに「カフェテリアTARO」でランチを食べました。「株式会社 アイ・ティー・シー・エー」という外部業者が運営しているようで、とてもおいしかったです。そのあと今回の企画展の「開館10周年記念展「岡本太郎の絵画」」をゆっくり見ました。14時から今回の企画展を担当した学芸員によるギャラリートークがあったので参加しました。1時間の予定でしたが熱の入った説明だったので2時間くらいかかりました。おかげで作品をより楽しむことができました。テレビなどへの露出が増えてアートの分野から無視されてしまった時代もあったそうです。でも彼の作品からはそんなアートなんていう小さな枠に収まらないもっと大きな思想を感じる事ができる気がします。
太陽の塔はまだ一度も見た事はないのですが中の様子を再現したスペースや万博開会式の映像などを見る事が出来ました。なにか大阪万博はとても「べらぼう」で最近の博覧会がしょぼく感じられます。
観賞後またカフェでTaroブレンドのコーヒーを飲みましたがこれも結構おいしかったです。
母の塔
5月は春のバラのシーズンなので向ヶ丘遊園地の跡地にあるバラ苑がオープンしているのですが残念ながら時間がなくて見る事が出来ませんでした。また秋にでも訪れたいと思います。
新宿に戻って夕食に以前から気になっていた「ゴーゴーカレー」を食べました。人気通りおいしかったです。ルーはこってりでスープカレーの反対です。明らかに普通のカレーとは異なります。
その原因を考えてみましたが所謂ウスターソースに似た風味が強く感じられることに気がつきました。それはカツにかけられたソースだけでは説明がつかないと考えられます。何故ならうっこが食べているカツ無しのカレーでも同様の風味が感じられるからです。もう少し具体的に言えば「ペヤングソースやきそば」あるいは「日清焼そばU.F.O.」のようなインスタントの焼きそばに非常に近い風味です。ひとたびそれを感じてしまうと、どうしてもカップ焼きそば味のカレーを食べている気分から離れられませんでした。
ゴーゴーカレー