奈良斑鳩めぐり その1
京都市営地下鉄の四条駅で「奈良・斑鳩1dayチケット」を券売機で購入し、窓口でDVDをもらいました。
京都駅からは近鉄の特急に乗ってみました。22000系「ACE」でした。顔がスズメバチの様です。
大和西大寺で下車。とても複雑な配線の駅です。非常に興味深いです。
各駅停車で筒井駅へ。そこからはバスです。法隆寺前で下車しました。
法隆寺は日本の他のお寺と異なり、大陸的で簡素な印象を持ちました。とても素晴らしいです。
百済観音像の美しい姿は感動的です。
夢殿のデザインもとても美しいです。
法隆寺のすぐ隣の中宮寺にも立ち寄ってみました。如意輪観音菩薩半跏像のかすかな微笑みに見とれてしまいます。不思議な魅力があります。
少し歩いて中宮寺東口のバス停から「奈良・西の京・斑鳩回遊ライン」という名前のついた奈良交通の97系統のバスに乗りました。途中車窓から法起寺の三重塔を見ることができました。次回は訪れてみたいです。
バスが大和郡山の辺りを通っていると金魚の養殖の看板が目につきました。そういえば大和郡山は金魚で有名な場所でした。
薬師寺駐車場でバスを降りました。そこから少し歩いて薬師寺を訪れました。東塔がとてもりっぱで「凍れる音楽」と評される理由がわかる気がします。金堂に安置されている薬師如来の台座にあしらわれたぶどうの唐草模様などギリシャやペルシャなどの影響があるそうです。
平山郁夫作の「大唐西域壁画」は公開時期ではなかったので見る事ができなくて非常に残念でした。
薬師寺の境内には蓮が栽培されていました。お寺に蓮はよく似合います。
薬師寺から北に歩いて行きました。途中ですいかを売ってました。
唐招提寺を訪れました。簡素でありながら、天平の甍に登場する鑑真らの命がけの厳しさを感じました。
線路を渡り、北西に進んだところに「垂仁天皇陵」がありました。前方後円墳ですが横から見るとあまり形ははっきりしません。宮内庁が管理しているという看板が立っていました。
近くの近鉄橿原線の尼ヶ辻駅から電車で近鉄奈良駅に向かいました。
その2へ続く