2010/05/18

イーハトーブ紀行 前編

所用で盛岡へ。小学生のころ1度旅行で行った以来です。

出発前、昼食を新宿の「ミルクランド」で食べました。いつもながら健康的なメニューで素晴らしいです。
ミルクランド

東京からは「はやて」に乗りました。前よりに連結されていた「こまち」のE3系の車両の方が興味深かったですが、「トクだ値」というえきねっと会員限定の割引チケットだとE2系になるようです。
はやて
東京を出発してしばらくはゆっくり走りましたが、大宮からは本領発揮で急に速度を上げました。盛岡までたったの2時間半でした。びっくりするほど早いです。イーハトーブは意外と近くでした。

盛岡到着後、丁度良い時間だったので早速夕食を食べました。いきなり盛岡名物の冷麺にしました。「ぴょんぴょん舎」という楽しい名前のお店で冷麺を食べました。コリアンスタイルのでんぷんの入った麺がもちもちしていてとても美味しかったです。
ぴょんぴょん舎

盛岡の駅前でまず驚いたのは岩手県交通のバスが国際興業バスと同じカラーリングだったことです。岩手県交通は国際興業バスの傘下にあるそうです。
岩手県交通


ホテルは安くて便利な「スーパーホテル」です。少し小さいですが天然温泉がついていてとってもリラックスできます。滞在中合計6回も入りました。

夜、夜食を買いにすぐ近くの「マックスバリュー」というイオングループのスーパーに行きました。東京近郊よりも安い気がしました。

翌日は盛岡駅の西側にある「マリオス」と「アイーナ」という施設に行きました。どちらもとても立派な施設でした。とくにアイーナは吹き抜けの構造で開放感があります。いくつかの興味深い芸術作品も展示してあって市民に親しまれているようです。
アイーナ
「もりおかわんこ」奈良美智(ならよしとも)
奈良美智


昼食は駅東口すぐの「東家」でわんこそばに挑戦してみました。メニューに不思議な部分があって、通常の「わんこそば、2625円」と「わんこそば(お椀を重ねます)、3150円」という2つがあるのでした。聞くと、お椀を重ねるのが通常イメージするわんこそばで、食べ終わった小さいお椀をテーブルの上にどんどん積み上げていく方式です。安い方はテーブルには置かずお盆に乗せて下げてしまいます。安い方でいいかなとも思いましたが、一抹の不安を感じ、名物なので高い方にしてみました。
早速始まりました。給仕の女の人がはいどーんどんという掛け声と共に次々にお椀に麺を入れてきます。前半は大分余裕がありました。10杯ぐらい毎に新しい蕎麦を取りに戻るので少し休憩することができます。徐々に苦しくなってきて結局60杯でやめました。蓋を閉めると終了なのですが、給仕の人が隙あらばすかさず蕎麦を入れてくるので、なかなかやめられません。一緒に行った友人はなかなか蓋が閉められず予定よりも10杯多く食べるはめになっていました。僕は給仕の人がいない間に蓋を閉めることができましたが、ちょっと寂しい気もしました。
近くのテーブルには椀を重ねないスタイルのわんこそばを注文したグループがありました。そして、カウント不能に陥った麺を無言で流し込んでいました。
わんこそば

夜は「沢内甚句」という郷土料理がおいしい居酒屋に行きました。山菜がたくさん出てきました。他にもひっつみももどりホヤなどを食べました。どれも美味しく健康的な気がします。
ひっつみ
ももどり

翌日の昼食は盛岡駅東口すぐの「盛楼閣」という有名なお店でまた冷麺を食べました。こちらの方がぴょんぴょん舎よりもコシがあって好みでした。
盛楼閣

後編へ続く