潮干狩りin城南島
潮干狩りというものに挑戦してみようと思いました。
潮見表によると東京湾は5月29日の午前11時頃が干潮なようです。
東京近郊では木更津方面や横浜あたりが有名ですが混雑しているのは嫌なのであまり人気の無い場所にしてみました。
大田区の城南島海浜公園という場所です。
京浜急行平和島駅で下車、国道15号を渡って少し東へ行ったところの「平和島駅」バス停から森32系統、城南島循環の京急バスに乗ります。時間があったので付近を少し散策しました。旧東海道の道がすぐ近くにありました。バス停の向かいには「海苔の松尾」というお店がありました。この辺りは海苔が名産なようです。あとで調べたら近くに「大森 海苔のふるさと館」という施設もあるようです。
「城南島四丁目」で下車しました。それっぽい準備をしている人がかなりいます。歩いて3分ほどですぐに砂浜に出ることが出来ます。11時前に到着したのですが、既に多くの人が海に入っていました。
一般的にイメージする潮干狩りはすっかり潮の引いた干潟を熊手やスコップを使って砂の中から貝を探すものだと思いますが、ここは異なります。干潮の時間でも貝がいる場所は膝くらいまで海水があります。貝を採取している人の多くはかなりの重装備でとても素人には見えません。かなりの不安を覚えました。
僕は着替えを持ってきたので意を決し下半身は濡れる覚悟で海へ入りました。装備はダイソーで準備した潮干狩りセットです。手を伸ばし熊手で底をゴソゴソして持ち上げる動作を何回も行います。ムール貝様のものはすぐに採れるのですが、ターゲットのアサリはなかなか採れません。それでも何度か繰り返すと念願のアサリが引っかかってきました。一度見つけるとその周辺からは高頻度でアサリを引き上げることが出来ました。ハマグリも採れました。天気が悪く寒かったので結局30分ほどしかやらなかったのですが結構採ることができました。
潮が引かないことを念頭においてしっかり準備さえすれば大漁も夢ではないでしょう。でも子供にはまったく向いていないと思いました。
同じバス停から再び京急バスに乗りました。途中、「動物愛護相談センター」の前を通りました。税金を使って殺処分しなければならない現状は間違っていると思います。
動物を飼う時は飼育環境や経済的な状況などを審査した上での許可制とし、これら業務の運営コストに対応した税金も納めてもらうなど飼い主の責任を明確にする必要があると思います。また、飼い主だけではなくペットショップやブリーダーの責任も明確にし、トラブルがあった場合は販売した業者にも責任が及ぶような仕組みにすべきだと思います。すべてのペットにはICタグを埋め込むなど販売したあとのペットの管理も厳重にすべきです。
とにかく現状の法律が緩すぎると思います。ペットを飼うことは素晴らしいと思うのでぜひより良いシステムが一刻も早く整うことを願います。
こんな活動もあるようです。
セーブペットプロジェクト
単なるボランティアだと経済的に厳しいと思うので企業と組むのも一つの方法かと思います。
途中の「野鳥公園」バス停で下車して、徒歩5分程の「東京港野鳥公園」へ行きました。この日は「東京バードフェスティバル2010」が開かれていました。
かなり広い公園でした。普段はあまり見る機会の無い海辺の鳥を見ることができました。
いろいろな双眼鏡を試すことができました。5万円程度のモデルでも高いなと思っていたのですが10万円以上する双眼鏡と比べると、白い鳥などを見た場合鳥の周囲が紫色にボワッと滲んだように見えました。いわゆる色収差の問題かと思います。双眼鏡はデジカメなどとは異なりギミックが少ないので性能が値段と比例するのだそうです。
「潟がたウォーク」という場所で干潟の場所まで降りることができました。トビハゼなどが見られるらしいのですがこの日は寒くて出てこないらしいです。ハサミシャコエビが作った富士山のような泥の山が沢山ありました。
消しゴムハンコを作るイベントがあったので参加してみました。ゴールデンウィークに東急ハンズでもやりましたが、またやってしまいました。市販されているキットを用いて彫刻刀をあまり使わずに作る方法で、子供にも安全だと思いました。僕はカワセミを彫りました。実際のカワセミ写真を参考に似たような色を何色か使って色をのせました。押してみると以外にうまくできてうれしかったです。うっこはバードフェスティバルなのに「かえる」を彫っていました。こっちもなかなかの出来でした。
帰りは出てすぐの「野鳥公園入口」というバス停から森43系統 JR大森駅東口行きの京急バスに乗りました。このバスは太田市場の方から来るバスで、土曜日ですが既にお客さんで一杯でした。
終点のJR大森駅東口で下車しました。始めて大森に来たので少し散策してみました。
南側へ歩いて行くと大森銀座商店街という商店街がありました。Milpa(ミルパ)という名前もあるそうです。商店街は結構活気がありました。その中にあった「守半海苔店」で海苔とお茶漬けを買ってみました。お茶漬けは海苔が沢山入っていておいしいです。明治時代からあるお店だそうです。
駅ビルのアトレの食品売り場に来ていた「Henjin-nama-pasta」という変な名前の生パスタとソースを買ってみました。かなりおいしかったです。ネットでも買えるそうです。
その売り場の隣にあった韓国食材の店で売っていたミドリ食品という会社が製造しているスンドゥブの素がとてもおいしかったです。
自宅に帰りアサリを調整した食塩水で一晩砂抜きし、食べる数時間前に食塩水から出して塩を吐かせてから酒蒸しにして食べました。劇的においしかったです。スンドゥブにも入れましたがこちらもダシが出てとてもおいしかったです。
潮干狩りまた行ってみたいです。